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★パブロ・ネルーダの「レモン」という詩を好むパッチ・アダムスは、愛の感情と論理性・知性の高度に統合されたひと。ますます好きになった。

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Dr.パッチ・アダムスの2日間にわたる体験的ワークショップが、参加者の大きな感動をもって、無事昨日終了しました。彼は特異な「愛と平和のひと」であって、彼が社会的に奇異に見えるのだとしたら、それは社会が「愛」に対して、『それは静かに想うもの』と考えているからなのかもしれない。

本当にこの2日間は、宝石のような2日間だった。

パッチさんは、なんとセミナー当日の土曜日の朝7時少し前に成田に到着した。パッチの世界的なスーパー・サポーターでもある金本麻理子さんと朝4時起きで迎えに行く。彼は今回はスケジュールがタイトで便が直前になったので、メキシコから直接日本に飛んできた。

彼はどこに行くのにも、移動中もあのクラウン的な派手な衣装のままに移動します。たとえ飛行機のファースト・クラスに乗っていても、ホテルのロビーでも、どこでもあの格好のまま。たぶんご自身がひとりでいるホテルの部屋の中、とかご自宅以外では、常にあれです。そしてそれには理由があります。

つまり、パッチのまわりの見ず知らずのひとが、あの格好のパッチにどうしても微笑んでしまう。彼はワークのなかでも言っているが、まずはご自身の「顔のほほえみ」、それでも相手がなごまないときは、「彼のあの格好」、それでもダメなら、かれのズボンの深いポケットのなかに何個も入っている、驚きの顔に変身できるおもちゃ各種(ちょっと怖いほどの顔になる・・・)、それでもダメなら「歌う」と。それくらい、なにも知らないひとでも楽しませよう、ほほえんで、なごんでもらいたい、という「意図」をもって外に出るようです。

先程、成田へと向かいましたが、実に実に多忙な方で、年間365日のうちの「300日」は世界各地を飛び回っています。今まで訪れた国は68ヶ国とおっしゃっていたと思う。すさまじいスケジュールです。1943年生まれなので、彼は今年で66歳かな。でも、スーパー元気です。あの過密スケジュールはすごいです。

また、明日以降、この2日間の体験的ワークショップのすばらしく上質な部分をこのブログで記述しますが、1日目に彼が吟じた詩、チリの詩人でノーベル賞作家のパブロ・ネルーダの「レモン」の日本語訳を、パッチから言われてセミナーが始まってからネットで探していたんですが、どうも見つかりませんでした。でも英語のバージョンは見つけた。このページです。

パッチさんはお写真やビデオ撮影やサインが苦手でらっしゃって、参加者の皆さまには、失礼した方もいらっしゃるかもしれません。ごめんなさいね。皆さんと交流するのは大好きなんですが、なにか有名人扱いみたないのはお好きでないでしょう。またパッチからは、たとえばお芝居の役者さんが「一回性」を尊重し、あくまで、フェイス・トゥー・フェイスで、体面してこの瞬間を楽しむ、交流する、というのに近いものを感じます。メディアを通じるのは彼らしくないのでしょう。

パッチさんは筋金入りの「愛のひと」です。

彼がちょっと変に見えるとしたら、それは彼が「だれがなんと言おうと、愛のひと」であるからではないかと、今回思いました。彼には強い「意図」があります。世界中のどこにいても、だれといても。そしてみんなが、そんなの無理だよ、ということでも、彼は、「ちょっとスリルを感じながらも、それに向かっていく」のです。パッチは「(失敗などへの)怖れ」を感じることはない、と語っています。思ったようにならなかったときなど、パッチはその状態を「チクショー」とか「失敗への怖れ」というふうには認識せず、「それはちょっとスリルがある状態だね」と認識するようです。これは、認識論としても面白いです。

パッチは感情的なひと、と思われがちですが、もちろん、人一倍感情は豊かなんですが、本人はいたって知的で論理性も高いひとです。ですから、感情で相手に関わる部分もありますが、かならず、そのひとの問題に対する具体的な戦略にも着地して考え、それを相手に伝える部分もあります。非常に頭の切れるひとで、医学生のときも、他の学生のように勉強に多くの時間を使う必要もなかったと語っています。だれに対しても深くかかわる「愛の実践者」であり、なおかつ「知性のかたまり」のようなひとでもあり、そのふたつがパッチ・アダムスのなかで高度に統合されているのです。

今回2〜3日、彼の磁場のなかにいて、ますます、パッチのことが好きになりました。

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